こんにちは
快眠アロマとマインドフルネスでメンタルアップ
今日も熟睡を応援する mika です
近頃ヘッドケアのご依頼が増えました。
お尋ねすると「よく眠れないからヘッドマッサージをやって
もらいたい」というお答えが一番多いです。
日本はこんなに物で溢れ、差はあれど多くの人がある程度の水準で
生活スタイルを高度に保っています。
でも、皆さんお忙しい。豊かであるのに余裕がない。
過去の私も含め「少々の寝不足は当たり前、忙しくても頑張らないと」
という辛い状況に皆さん慣れてしまっていると感じます。
今回はついつい慣れしてしまう睡眠の障害そのものに
焦点を当てていきたいと思います。
寝不足(睡眠不足)と不眠の差
まず、寝不足(睡眠不足)と不眠は、近いようですが根本的に意思決定の
段階で異なります。少々無理やりですが、以下のように大まかに2つに
分けることができます。
①寝不足や睡眠不足は、そもそもベッドに入らない状態。
②不眠は、寝ようと試みても上手く睡眠がとれない状態。
これを聞いて、今日のあなたはどうですか?
昨晩のあなた、ではなく、今晩どうなると予想できますか?
寝不足と不眠は、慢性化する睡眠障害の中では両方当てはまる
という人は少なくないというのが日本の現状です。
「よく眠れていない」というだけで、眠れないなんて自分は
病気なのではないかと思っている人もいそうです。
クリニックなどで、一晩中計測できる脳波測定で睡眠の長さや
深さを測定できる「睡眠ポリグラフ検査」を行うと、この違いは
一目瞭然だそうです。
①寝不足(睡眠不足)の場合
睡眠全体に占める深い睡眠(ノンレム睡眠)の割合が著しく増加します。
健康でよく眠れている人の睡眠では、入眠開始1時間くらいでおこる
深い睡眠(ノンレム睡眠)が一番おおきく、この間に脳は休息し記憶
の整理をするといわれています。そのあと、レム睡眠、また浅いノンレム
睡眠、レム睡眠、浅いノンレム睡眠、、、と繰り返します。
寝不足(睡眠不足)状態ではトータルの睡眠時間が少ないわけですから
睡眠時に一番脳が休みたい始めの深いノンレム睡眠の時間を確保しよう
とするのですね。
血糖値の異常や認知機能の障害など、うつ気分が出現したりすることも
あるようです。
これに対し、
②不眠の場合
深い睡眠が著しく減少します。そのため浅いノンレム睡眠やレム睡眠
の割合は増加します。
また、睡眠がしっかり確保できないとき寝不足の翌日は寝だめが
起こりますが、不眠の場合はこのようなリバウンドは怒らず短い睡眠に
慣れてしまうそうです。
ということで、近年は不眠の定義がとても難しく病院でも不眠の
治療には厳格なガイドラインがまだできていないのが現状のようです。
(今現在)
ショートスリーパーは遺伝も関係するともいわれています。
寝不足(睡眠不足)は自らが行動した結果である
不眠という面からは検査を要したり、長い経過観察が必要になりそうです。
(ここでは特に不眠を掘り下げて書いてはいませんが、ぜひ寝不足睡
不足の観点からもご一読いただき、生活リズムの振り返りのヒントに
していただきたいです。)
でも寝不足(睡眠不足)は何らかの理由により良質な就寝ができない状態
で、これは少しの努力で改善でできるかもしれません。
現在は生きにくい社会などと言われ、本来なら満たされた豊さに感謝の
気持ちを持ちながら生活できるはずなのに、眠ることもままならないとは
なんと悲しいことでしょう。
よく眠れていない状態での幸福ってあるのでしょうか。
眠ることができない、その時間が確保できないということは、人それぞれ
様々な理由があるのだと思います。
*就寝に理想だと思う時間に眠る態勢が保てない(体の不調、心配ごと)
*自分だけの夜の時間が確保できない
(理想の就寝時間が保持できないほどやることが沢山ある)
*睡眠を妨げる何か要因がある(騒音、明るすぎる、じゃまが入るなど)
他にもあるかとは思いますが、ここで一度自己中心的に捉えてみてください。
体は休みたいと感じている
↓
睡眠時間を確保する必要がある
↓
自分の意思はともかく睡眠時間を確保する方が体のためになる
ということが見えてくると思います。
これは理想であって、現実はそう上手くいかないかもしれません。
でも、体が休息を必要としているのかしていないのか、ここだけでも
把握しておくべきではないでしょうか?
あなたの人生を守るのはあなたですから。
放置したらどうなるのか?
寝不足で体が疲れた状態での労働は、そもそもパフォーマンスが低いです。
その状態で前日と同じ量のエネルギーを使うと、前日より成果が下がる
可能性があります。
これをただ繰り返しているだけでは、対策をとらない限り、成果も上がらず
疲労が蓄積され体調不良を起こしたり、長い間の積み重ねで大きな病に
発展してしまいます。
睡眠と直結していて分かりやすいのは自律神経機能の低下です。
体内を日中モード、夜間モードに切り替え、恒常性を保っています。
日の出とともに交感神経が働き、夜になれば副交感神経が優位になる、
ということを繰り返しています。
交感神経、副交感神経のバランスがくずれると、様々なところで障害が
起こります。
頭痛やめまい、ふらつき、筋肉の痙攣、肩こりや便秘・下痢、冷えなど
本当にたくさんの症状がでます。
体の不調を感じたらまずは睡眠の状態を良質に戻し、自律神経が正しく
機能するかどうか確認してみてもいいかもしれません。
入院するほどの症状でなくても、長い間の放置はうつ病や骨粗鬆症、肥満、
認知症、癌など更なる大きな病へ発展しかねません!
アロマテラピーでは?
では、アロマテラピーで何ができるかを考えていきます。
(こちらについては、別記事やInstagram等でも紹介しています)
https://www.instagram.com/aromainfinitytokyo/
大きく分けるとアプローチは2つ。
①【症状がでてきていればそれに対するアロマを使う】
睡眠を阻害する日頃の症状の中でお薬ではなくアロマで対処
できる部分に精油を使ったアプローチを行います。
②【もう一つは、アロマで睡眠の質をあげる】
特に入眠をスムーズにするために、アロマテラピーの芳香療法が
役立ちます。
アロマテラピーは主にⒶ鼻や呼吸器から嗅ぐ芳香と、
Ⓑトリートメントなどで皮膚から精油成分を体内に取り込む、
という方法があります。
精油の中にはリラックス感を増したり、眠気を誘う香りがあり、
「ラベンダーは眠れる精油」という認識は既に多くの人に広がって
いるかもしれません。
ボディに対するアプローチではキャリアオイルと呼ばれる植物性の
オイルに精油を適量加えて、皮膚から経皮吸収を行います。
このオイルトリートメントでは、血流をよくしたり老廃物の除去や
筋肉を柔らかくするなどの施術を含みます。
手技の作用も加わることで精油の作用が更に体内の細胞に反応
しやすくなります。
せめて自分から睡眠不足に陥らないよう努力したいものです。
最後に
過去の私の経験では、睡眠不足を発端に体の骨格がくずれたり、
頸部や肩の凝り、肋間神経痛、突発性難聴、耳鳴り、顎関節症、
めまい、胃痙攣、胃炎、眼精疲労、瞼の痙攣、と様々な症状が
ありました。
その都度診察を受け、処方薬で対処しました。が、完治しても
再発することもありました。
結局は体と向き合ってこなかった、という結論にいたります。
睡眠が脳をはじめ、体内の止まらない細胞を正しく活性化
させることに間違いはないと思います。
人生の残りの睡眠時間をぜひ快眠へシフトしてください。
眠りをここちよくするだけで、明日快適なボディが手に
入ります。
サロンでは、「睡眠トラブル」と真摯に向き合うあなたを応援しています
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ここまでお読みくださり、ありがとうございました。
今日も穏やかな心でお過ごしください。