アロマでウィルス感染予防

アロマテラピー

アロマとマインドフルネスでストレスフリーを!

穏やか入眠を応援する mika です

10月に「ウィルスとは何なのか」というテーマについて

NARD JAPANナード・アロマテラピー協会 講師である熊澤稲子先生の

講座を受講しました

熊澤先生は協会会報誌に記事を掲載してくださっている先生です

念願かなって紙面でなく生講義を受けることができました

講座で学んだことを主に、今回は現在世界を翻弄させている

ウィルスについて、アロマでどんな予防ができるか考えてみたいと

思います

なるべく多くの人が理解できるように、優しい説明を心がけて

書いていきます(^▽^)/

ウィルスは何?

まず、現在コロナウィルスと言われているウィルスはSARS-CoV-2という

ウィルスです

ウィルスを理解するため、まずは細菌と真菌との区別についても説明

しておきます

大きさの小さい順に分かりやすい例を挙げてみます

・小:【ウィルス】
 ウィルスにより風邪の症状(風邪症候群)を引き起こす
 インフルエンザウィルス、アデノウィルス、などがある
 単独では増殖できない、ヒトの細胞内にある「リボソーム」という
 たんぱく質を獲得して増殖していく

・中:【細菌】
 大腸菌(O157)感染症などを引き起こす
 大腸菌などがある
 ヒトの細胞に定着し、菌糸が伸びたり枝分かれしたりして増殖する

・大:【真菌】(カビ)
 白癬(水虫)などを引き起こす
 白癬菌などがある
 自己増殖しながらヒトの細胞に侵入する

大きさで言えば、この3種類よりももっと大きいのが「ヒトの細胞」です

上記で記した通り、ウィルスには自分で増殖するためのタンパク質を

持っていないという特徴があります

そのため、人の細胞に侵入しなければならない訳ですね

ウィルスはそのタンパク質を得たら、自分のコピーをどんどん作らせて

増殖していきます

免疫の働き

では、私たちの免疫機能とはどんなものでしょうか

例えば、外から来た外敵に各細胞がどのように動いているか、簡単に

説明してみます

ウィルスに感染すると、マクロファージがウィルス情報をT細胞に

伝えます

T細胞はウィルスを直接死滅させるNK細胞(ナチュラルキラー細胞)に

命令を出したり、B細胞に抗体を作るよう指令を出したりします

抗体からもウィルスを攻撃できるようになります

たくさん名前が挙がりましたが、こんな動きをするのだな、程度で

感じてみてください

私たちヒトの体内では、外敵を倒すためのさまざまな仕組みを常に

準備しているということです

健康維持のための免疫機能をキープしている要となるのは自律神経

ですが、ここではウィルスに立ち向かう「免疫機能」という意味で

ここまでの表記にしておきます

ウィルスはどこに侵入するか

では、実際のコロナウィルスはどのようにヒトの体内に入ってくるので

しょうか

口や鼻から入り粘膜に付着し、そこから体内への侵入を試みます

呼吸器内のその部位の細胞にアクセスし、リボソーム獲得を狙います

喉が痛くなったり、色のついた鼻水が出たりするのはこのような

感染が原因だったということです

ウィルス感染の症状は、風邪症候群と言われる症状のひとつです

迎え撃つ私たちの免疫細胞たちは、まずその侵入を防ぐために粘膜内で

ウィルスと戦います

以下の図でピンク色になったところに、免疫機能を備えた粘膜があります

コロナウィルスのケースでもインフルエンザウィルス同様、粘膜から侵入

する経路を断つ意味で「マスク」が大切ですし、また、乾燥して粘膜が

少なくならないようにすることも大事になってきます

自己免疫機能が弱っていたり、疾患をもっていない限りは、健康な体は

ウィルスと戦える体であると言えると思います

ウィルスが例え鼻腔に入ってきても、粘膜に付着してきたとしても

ヒトの細胞内のリボソームを得たとしても、免疫隊が活躍し、大量に

ウィルスが増殖しなければ、「風邪の症状」は発現しなかったり悪化

もしません

(元々の病があったりする場合は、これに該当しないこともあります)

なるほど!私たちはそんなウィルスと戦える免疫機能を持っている!

ということで、食事のバランスを崩したり、睡眠不足にならないように

体内の免疫隊を常に健康に保つ必要がありますね

自分の体が頼もしく思えます!

アロマでウィルス感染予防?

では、アロマで何ができるでしょうか

精油の芳香成分には抗ウィルスや免疫機能を高めてくれる作用をもつもの

があります

抗ウィルス作用を成分に持つ精油には、例えばこんな精油があります

■【ティーツリー】

 オーストラリアに自生する植物の葉から採油される精油

 原住民のアボリジニが健康維持のために古くから日常的に

 使ってきた植物

 「ウィルスに対する主な有用作用」
 ・抗ウィルス作用がある
 ・抗炎症作用がある
 ・免疫調整作用がある

作用の実績から、研究データも多くあります

乳幼児にはお勧めできませんが、原液をそのまま使わないなどの

使用方法を守ってお使いいただければ、風邪予防にも最適です

■【ウイルス予防をアロマで】

 ➀「蒸気浴・スチームアロマ」
 ・ガラスボール 1つ
 ・お湯 400cc
 ・ティーツリー精油 2滴
 (頭からタオルを被り、目を閉じて鼻と口から吸入する)  

 芳香だけでも有用ですが、喉や鼻に直接作用するこんな使い方も

 お勧めします

 ②「うがい・鼻うがい」
 ・水 コップ1杯
 ・ティーツリー精油 1滴
 (鼻うがいの場合は市販の容器に入れ替えて使用)

代表的な精油でお話しましたが、その他にもウィルス対策に有用な精油は

たくさんあります

・カモミールジャーマン
・ユーカリラディアタ
・ゼラニウム
など

おわりに

今回はウィルスについて書いてみました

感染対策にはもちろん「マスク」「うがいや鼻うがい」が効果的ですが

【睡眠】【食事】【体を動かすこと】を軸に生活のバランスを保つことが

大事ですね

ここで、忘れていけないのは【心の状態】です

心が不安定では、食事がとれなくなったり、寝不足につながったり

しかねません

心を穏やかにするという意味でも、ウィルス感染予防のアロマの活用は

とても有用だと思います

ぜひお試しください

日々の睡眠を軽く捉えずに今日もぐっすり眠っていきましょう!

サロンでは体調やお好みに合わせた精油選びのお手伝いを行っています

気になる方はぜひお問合せください

・安全な精油
・ご体調に合った成分の精油
・お好み

お読みくださりありがとうございました

今日も穏やかな心でお過ごしください

~~~~~~~~~~~~~~~~

(ウィルスの変異や研究データは日々更新し変化し続けます、情報は

現時点の知識として受け止めていただけたらと思います)