精油の作用【森林浴の精油】

アロマテラピー

こんにちは

みかです


精油の使い方について、作用の面からご紹介しようと思います

今回は「森林浴」効果についてです

注)使用する際は、必ず安全性の高い精油をお使いになって、パッチテスト後のご使用をお勧めいたします

森林浴効果とはどんな作用?

森系のアロマの特徴である「森林浴」効果とはどんなものか

★国内の森林での人体実験

国内で人による森林と都市部の比較を行った実験結果がありま

15分間の歩行及び座観(森林又は都市部の外を眺める)を行ったところ、森林環境下では「ストレスによって高まる交感神経が低下した、リラックス時に高まる副交感神経が上昇した、血圧と脈拍数が低下した、代表的なストレスホルモンである唾液中コルチゾールが低下した」ということが明らかになりました

アンケートによる主観的な評価でも上記の評価とほぼ一致を示し、「快適感、鎮静感、自然感、リフレッシュ感が上昇し、気分状態が改善された、不安感が低下した」という結果になりました

「脈拍数が6.0%減少し、収縮期血圧が1.7%低下した、拡張期血圧は1.6%低下した、副交感神経活動が56.1%上昇した、交感神経活動は18.0%低下した」

「歩行時も座観時と近似の結果を示した」


森林浴によって、生体は生理的にリラックスできることが証明されています


★ヒノキ風呂

古い神社仏閣には昔からヒノキの木材が使われているように、ヒノキは抗菌作用に優れています

その作用のお陰で水に強く腐りにくい特徴をもっています

だから、お風呂の木材としても使用されているわけですね



また、香りにはやはり森林浴効果があるだけでなく、抗菌作用もあいまって体調を整えてくれる木材といえます

まな板や食器にも適していますし、文具、家具、建材まで幅広く日本人の生活に根付いている香りです

どんなアロマ?

国内で代表的な森アロマと言えば以下のような成分です

森林の精油のα-ピネン、リモネン、リナロールなどがリラックスや不安を和らげる作用をもちます

「クロモジ」 クスノキ科 
リナロール、リモネン、α-ピネン、カンフェン、1,8-シネオール、酢酸ボルニルなど


「ヒノキ」  ヒノキ科  
α-ピネン、リモネン、ボルネオール、ネロリドール、酢酸ボルニルなど


「スギ」   スギ科
α-ピネン、リモネン、サビネン、ボルネオール、酢酸ボルニルなど



また、外国産の輸入精油では以下のようなものがあります

「ジュニパー」ヒノキ科 
α-ピネン、サビネン、テルピネン-4-オールなど

他にもある森林浴の精油

他にもサイプレスやフランキンセンスなど森林浴効果のある精油がありますが、禁忌事項など使用に注意が必要な場合があります

必ず、専門店で用途用法を確認後にお買い求めください

例:〇〇を目的として△△を使って楽しみたい
  → 森林浴効果を目的に、ディフューザーを使ってアロマを楽しみたい

おわりに

ご参考になっていたら嬉しいです

サロンではyuica社、PRANAROM社の精油を使用しています

ご不明な点はサロンへお問合せください

ここまでお読みくださりありがとうございました

愛をこめて