こんにちは
みかです
今日はアロマが最も得意とするリラックス作用に大きく関連する「ストレス」ついて解説します
ストレッサーに対応する身体のしくみ
大前提として、ヒトの身体には「ストレス」に立ち向かうしくみが備わっているということ
これを忘れないでほしいです
ストレスを感知して「快・不快」を脳が判断します
身の回りの環境からくるストレス、心のストレス、物理的なストレス、すべて含まれます
身体がストレスである、不快であると認知する要因のことを「ストレッサー」といいます
・ストレッサーから得た不快情報は身体にどう反応していくか
1.自律神経系:視床下部を通り、自律神経へ働きかけます
不快である、身体にとってはストレスだ、という場合は、
脊椎からでる交感神経が優位になるようになり身体は戦闘態勢に
なります
血管の収縮や、呼吸数心拍数の増加、血圧の上昇、発汗、胃の血流
低下などがおこります
自分には好ましくないことがらが周囲にあるわけですから、それはそれはボディの緊張状態になります
悠長にぼんやりとか、眠ってなんていられませんから
2.内分泌系:脳の視床下部から脳下垂体へホルモンの分泌を促す
甲状腺刺激ホルモンや性腺刺激ホルモンなど
ここで重要なのは副腎皮質ホルモンで「抗ストレスホルモン
コルチゾール」という名前がついています
聞いただけで、何だか強くなりそう!
コルチゾールの働きは色々ありますが、炎症を抑えたり、
うつ状態を改善したりしてストレスの状態を改善させます
コルチゾールのおかげで「回復」できるわけですね
一年中、ストレス対応していたら、それはそれで大変です
でも、現代人はここに落とし穴があります、あなたは大丈夫ですか?
それは、眠らない夜がつくりやすくなっていることから来るストレスと、環境面からのメンタルストレスです
長い間のストレスは「緊張」をキープし続けることになります
長期間ストレッサーを受けると
長期のコルチゾールの分泌は、連日の緊張感や疲労などによって出続けていると、海馬を損傷するということがわかっています
海馬といえば、記憶の中枢です
また他のホルモン分泌(成長ホルモンなど)も妨げられてしまい、発育遅延や月経トラブルに繋がったりします
交感神経が優位になることが続くだけでも、血液循環障害などにもつながります
でも、せめて夜の睡眠がしっかり保たれていれば、眠っている間は副交感神経が優位になり、「緊張」を解放できますよ
脳にダメージを与えないために、上手なストレッサー回避を身に着けた方がよさそうですよね
だからアロマで
ここでやはり声を大にして言いたいのは、「アロマがリラックスを届けます」ということ
アロマの作用は上記ストレッサーを感知するのと同様の作用です
鼻から脳へ、快不快を判別する、その時間は0.15秒
「快」を感じるアロマを見つければ、リラックスの強い味方になってくれます
「リラックス作用」「森林浴の作用」「鎮静作用」「副交感神経優位」などが快となる作用です
*クロモジ *ヒノキ *アスナロ *スギ *ヒメコマツ
*ジャスミン *ゼラニウムエジプト *プチグレン
*ベルガモット *ユーカリレモン *ラヴィンツァラ
*ラベンダーアングスティフォリア *リトセア
*レモン *ローズ
現在の研究で主流になっているストレス検知には唾液アミラーゼ測定の数値が使われます
唾液アミラーゼの数値により「ストレス状態か、不快か」または「リラックス状態か、快か」を判別します
また、これは視点が違う話ですが、交感神経優位の場合は唾液はねばねば系で、副交感神経が優位のリラックス状態では、水分量が多くさらっとした唾液です
敏感な人は、こんな自分の変化を早くキャッチすることができるかもしれません
そしてアロマを嗅いだりすると早く身体がリラックスできますよね
ストレスを感じて対処する身体をアロマでサポートしてあげましょう
ここまでお読みくださり、ありがとうございました
愛をこめて
脳で、そのストレスを感知すると、ホルモンの分泌、自律神経の調整が働きます